------------------------------------------------------------------------------------------☆ ヤマハ製 YAMAHA V-FET パワーアンプ B-2 点検・整備済み (LED仕様) キレイ------------------------------------------------------------------------------------------1976年頃のヴィンテージなステレオパワーアンプです。_055AYAMAHA B-1の弟分ともいえる、オーディオ用縦型パワーFETを採用したステレオパワーアンプオーディオ全盛期、70年代後半に一世風靡したYAMAHAの傑作パワーアンプ 回路構成は初段カスコードブートストラップ付きFET差動増幅プリドライブ段は、カレントミラー差動プッシュプル増幅ドライブ段は、ピュアコンプリメンタリーシンメトリープッシュプルドライブ出力段は、スーパーペアFETピュアコンプリメンタリープッシュプルOCLという構成です。 アンプの詳しい仕様等はこちらをご覧ください。→ http://audio-heritage.jp/YAMAHA/amp/b-2.html 出品にあたり、点検・整備を行いました。主な内容は、次のとおりです。(点検・整備といっても、人によって作業内容が異なりますので記載します。) ・内部清掃・ホコリ除去・防錆・前面パネル、操作つまみ類の洗浄・IPA除菌・RCA端子とGND端子を研磨・清掃、SP端子を清掃 (写真参照)・背面のスライドスイッチは、分解、清掃(3本) (一時しのぎの接点復活材は使用していません。)・2つのプロテクトSPリレーは分解・清掃・電源スイッチを分解・接点清掃・潤滑・電源基板の劣化接着剤を除去、アルミシンクを再接着固定・ドライバー基板の半固定VRは新品交換 (Bias & DC_Balance用)・前面パネルのレベル調整ボリュームは、新品交換(4本)・前面パネルのプッシュスイッチは完全分解、清掃(4本) (一時しのぎの接点復活材は使用していません。)・大型ヒートシンクを分解・洗浄・終段のV-FETの古いシリコングリースを除去、再塗布・全基板のハンダ面を洗浄。パーツ面は、IPAで清掃・管ヒューズ端子を研磨・清掃 (メイン及び電源基板の6本)・主要ポイントの電解コンデンサを交換・大型ピークメーターの指示値調整 (-30dB,-20dB,-10dB,0dB)・±B電圧調整、DCオフセット調整、アイドリング調整・コキズがあったため、ケースは再塗装しています。 次の点がオリジナルと異なります。・大型ピークメーターの照明ランプをLEDに変更。 (当面、切れる心配はないかと思います。) ・オレンジのメーター指針を見やすくするため、ホワイトを避け、アンバー系LEDを使用・劣化していたため電源ケーブルは、新しいものに交換しています。(キャブタイヤケーブル VCTF 0.75mm2 トラッキング対策プラグ) 性能を客観的に判断するため、アナライザーで測定しました。(VP-7723B)・最大出力→(137W into 8Ω 1kHz)・歪率→(0.052% into 100W 1kHz)・SN比→(113dB IHF-A)・残留ノイズ→(0.044mV) 使用感ですが・・・・・・(主観です)・正常に動作しています。レベル調整や切替SW(分解清掃)にガリ等はありません。・広帯域でレスポンスが良く、明るく力強い印象です。ダイレクト感があり、音の背景に広がりを感じます。・バイポーラトンンジスタに無い、三極管特性に似ているという縦型FETの素性の良さが出ていると思います。・多くの方が、SITを聴いたらバイポーラに戻れないというのが分かる気がします。・対数圧縮ピーク表示なので、旧BTS規格のVUメーターとは一味違って小気味よい表示をしてくれます。 45年ほど前のヴィンテージです。念入りに清掃しましたが、コキズ、ヨゴレ等があります。写真では写しきれないキズ・ヨゴレ等もございます。音の通り道である有接点パーツは、すべて分解清掃または交換していますので、信頼性高く、安心して使用できます。(電源SW,SPリレー*2,プッシュSW*4,スライドSW*3,レベル調整VR*4)主観的ですが、内部・外部ともに、経年のことを考慮すると良い