真柏（シンパク）はヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉高木で、海岸沿いの崖上や砂地など日当たりのいい乾燥した場所に自生している伊吹（イブキ）の仲間。 「松柏」の松に並ぶ柏（カシワ）とはヒノキの仲間のことで、古くから日本人の生活に密接なものとして親しま れています。自然の中で自生する樹木が、強風や落雷などで傷つき、枝や幹の一部が枯れて白骨化したものがありますが、 盆栽の世界では、この朽ちた部分が枝先にあるものを神（ジン）、幹にあるものを舎利（シャリ）と呼びます。一年を通して日当りがよく、風通しも良い場所が適しています。夏の強い日差しにも負けませんが、まだ小さいものは半日陰に置いたほうが安心です。 また、ジンやシャリを入れているようなものは吸水力が弱っていることがあるので、冬の乾燥に注意して保護する場合もあります。サイズ　高さ　鉢底から約47cm (鉢の高さ約9cm)　　　　幅　約55cm　　　　奥行　約35cm　　　　烏泥長角9号鉢植え撮影日　2021年10月6日